人へのラベリングの危険性とマインドコントロール。
最近、やっぱり、妙にFacebookのタイムラインが、
『前者』『後者』の話でもりあがってます^^;
むかしむかし、そのむかし、
仲間内で、欲求バランスだとか、
資質、行動スタイル、
右脳左脳だ盛り上がってた時代が懐かしい。
人へのラベリングですね。
血液型診断で盛り上がれる日本。
もう、タイプ分けは大好きです。
日本人は、ラベリングとランキングが大好き。
別に自慢でもなんでもなく、
おそらく『資質』と、『論理なれ』
『学問』で考えてるからってだけなんですが、
僕自身は、こういうのを上手く使いながら、仕事や生活に活かせるタイプです。
決定的な理由があるんですが、
それは、『ラベリング』に【依存】しないからです。
多くの人は、色々なタイプわけ、
つまりラベリングに【依存】します。
どういうことかというと、
診断ツールや、マインドコントロールかけられてる人から『あなたは◯◯だよ』といわれたことで、
自分へラベリングします。
こういうタイプはこうこう。
ああいうタイプはこうこう。
ラベリングします。
インプット右脳、アウトプット左脳は、なんちゃらかんちゃら。
みたいな。
力の欲求が強い人はこう。
自由の欲求が強い人はこう。
診断ツールも、提唱者も、
人文科学社会科学分野においては、
絶対的なものはありません。
反例はいくらでもあるし、
そう簡単に研究結果を出せるものでない。
そして、圧倒的分析力と圧倒的言語力がないと、
相手を悩ませたり、本質的解決には至らない。
結局、『◯◯なタイプ』『◯◯な人』
っていうのに、【依存】しちゃうんですよね。
そして、◯◯なタイプだから、わたしはこう。
だからこう扱って。
的なものを他人に押し付けるようになります。
わたしは、目標設定や数値目標に対してモチベーションさがるので、
そういう関わり方やめてもらえます?
的な。
そして、そういう関わりをする上司や経営者を敵視します。
ある心理学を学んでいた時に興味深かったのは、
人をコントロールしようとしない。という大事な学びをしながらも、
『その心理学的に人に関わることを強制する。』という事案が多発して、
あーあって思った。
ラベリングは、マネジメント側や、
うまく言語化できなかったときに、
自分よりも他人を分析するときに『参考』にすべきものであって、
自己分析で、わたしはぼくは、こうこうでってするものではありません。
そもそも、その判断が正しいか否かは検討されにくい。
『当てはまることが多い』ってのはあるけれど、
マインドコントロールにかかりやすい人、
論理性に欠ける人、解釈論理が多い人、
悩みが多い人は、
自分を客観的に見ることが苦手。
つまり、あまり自己分析への信頼度が高くない。
なので、自分はこうだ。という認識がずれているし、
酷い場合は、ほんとにあるんですが、
『都合のいいように記憶が改ざんされています。』
ラベリングは、非常に危険性を孕んでます。
当てはまったり当てはまらなかったり、
対処が全然ことなるからです。
あと、ラベリングされて、
あなたはこうした方が、、、、
というのは、環境によって、
まったく変わります。
こういうのを理解せず、検証せず、
人へのラベリングを悪戯にしてしまうと、
あまりいいことはおきません。
影響力がある人が意外とそれをすることがあるんですが、
なんでかわかりますか?
その理由が、マインドコントロールなんです。