SHINの戯れ言

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【収穫加速の法則】

最近大事にしている考え方が、表題の、

【収穫加速の法則】

収穫加速の法則(しゅうかくかそくのほうそく、The Law of Accelerating Returns)とは、アメリカの発明家レイ・カーツワイルが提唱した、一つの重要な発明は他の発明と結びつき、次の重要な発明の登場までの期間を短縮し、イノベーションの速度を加速することにより、科学技術は直線グラフ的ではなく指数関数的に進歩するという法則。 

from wikipedia

 

これ、科学技術に対しての法則なんですが、

人間に対しても当てはまると思うんです。

 

この法則を、

1つの重要な知識や経験は、

他の知識や経験と結びつき、次の重要な知識や経験までの期間を短縮し、

イノベーションの速度を加速する。

 

って言い換えると、納得いくものな気がします。

 

これは、塾講師をはじめてから、

ずっと言っていることなんですが、

受験において、科目数を絞れば絞るほど、

第一志望に合格する可能性は低くなります。

(データ取ったわけではないですが、たぶん先生たちならなんとなく

 わかると思います)

 

中学受験では、4科目を2科目に絞ると、

第一志望に合格しにくいです。

 

高校受験は、都立・県立で5科目やるよりも、

私立3科目にしぼった生徒は第一志望に受かりにくいです。

 

大学受験で、難関大に受かるのは、

科目数や内容が多い国公立志願の人のほうが、

圧倒的に、早慶上智、MARCHなどの学校に合格します。

 

先日、インスタグラムに、

MARCHレベルなら半年あれば、

勉強のやり方さえ間違えなければ合格する。

 

って書いたら、MARCHバカにしてます?

 

って、残念なコメントが慶應生から入ったんですが、

国公立の勉強してた身からすると、

別にバカにしているわけではなく、余裕なんですよね。

 

上位私立の子なんて、もし私大志願だったら、

偏差値50の国公立でさえも受からないんですし。

 

純粋な国公立理系 志願が勉強するのはですね。

 

国語・・現代文、古文、漢文

英語・・記述型問題・ライティング

数学・・数学1・A、数学2・B・数学3 記述型

理科・・2科目

社会・・1科目

 

私立理系だと、

英語・・マーク型

数学・・数学・・数学1・A、数学2・B・数学3 たまに数3なし

理科・・1科目 上位難関で2科目

 

なんですね。

特に私立文系だと、数学3はない ってことを考えると。。。

 

科目数少ないし、内容はせばまるので、

その分、勉強時間は増やせるので、

偏差値高くなるかと思いきや・・・・・

 

そうはならないんですよね。

それが収穫加速の法則に当てはまると思うんです。

 

より知識が多いと、次の知識を手にいれたり、

それを実にする時間が、そうでない人よりも短くて済むんです。

 

たとえば、もう完全にプロカメラマンとしても、

恥ずかしくない身ですし、単価もあがっています。

影技術も、かなり上がっています。

 

なぜでしょう?

 

これまで、いろんな経験をしてきているので、

理解と実践と、実にする学習能力が、

おそらく、他の人よりも格段に上なんです。

(自分で言ってますがw)

 

正直、セミナーや講演をしていても、

あぁ、自分よりもセミナーや講演うまい。

深い話してるな。

って人は、ほとんどいないです。

 

 

これからの時代、本当に、「人」でなくてはいけない職業以外は、

減りまくります。

 

そんな中、「人」として何ができるか。

 

まだまだ模索中ですが、重要なのが、

きちんとした知識と、質の高い経験 です。

 

「仕事」で得られる経験というのは、

本当に重要で、時代と逆行かもしれないですが、

残業なし!!や、有給とりましょう!!

なんて価値観よりも、

「より経験積まなきゃ!」

「お金払ってでも経験積もう!」ってことが大事。

 

そうでないと、ほんと置いてかれたり、

もう八方塞がりになりますからね。

 

宣言しておきます。

 

より良質な知識と経験 こそが、

これからの時代を生き抜くキーワードだと思います。

 

収穫加速の法則にのっとり指数関数的に、

知識と経験を活かせる人間こそが、

次世代に必要な人材です。

 

ほんっと、遊んでる場合じゃないんです。