バカで非論理的な記事に騙されないための情報やデータの使い方。
書こう書こう思って、いつも忘れているテーマ^^;
健康系の残念記事に突っ込むだけ突っ込んで、
じゃあ、どう見ればいいのか?
ってことを話してないので、真面目に書いていこうかなと。
まず、理解しなくてはいけないのが、
『事実』と『解釈』の違い。
事実は、起きているたった一つの出来事を客観的に捉えたものです。
たとえば、
『水100gに25gの砂糖が溶けている。』
というのは、きちんと測定されているのであれば間違いない事実です。
これを、『水100gに25g【も】砂糖が溶けている。』と表現すると、
解釈が入ってきてしまいます。
25gも の【も】は、捉えた人の解釈です。
ある人は、
『水100gに25g【しか】砂糖が溶けていない。』と表現するかもしれないです。
意識的にも無意識的にも、
怪しい記事は、この解釈が巧みに使われています。
さらに巧みになると、数字のマジックで、
読んだ人が、その筆者の解釈がどれだけ正しいことかと錯覚させられるように書かれてある。
たとえば、25gというのも、
ちょっと単位を変えるだけで25,000mgとなります。
二万五千ーー!?
と、単位換算が苦手な人は思います。
たとえば、皆さんが飲んでいる500mlの炭酸ジュース。
なんと、ここには、25000mgもの砂糖が溶けています!
ってかくと、ほんとに残念な人は、
ほんと、25000mgもーーーー!?
ってなっちゃいます^^;
実は逆もありきで、kgにすると、0.025kgですからね^^;
なので、実は使われている単位についても、
本当は読者側がきちんと理解していなきゃですし、
それが、何を意味するのか。というのも大事です。
いわゆるパーセント(%)も、
濃度では身近ですが、
重さ基準の%なのか、体積基準の%なのかわかってなくちゃいけないわけです。
なので、科学の世界では基本モル濃度なんですがね。
もうこの辺で一般人にはナンノコッチャ?
ですよね。
モル濃度を使うと一気に分子のお話になりますからね。
数学なんてなんの役に立つ?
理科なんてやったて。
っていう人に限って、
こういう知識がないから騙される。
長くなりそうなので、
一旦ここで区切りましょう。
きちんと、事実を見ていく。
そして、それをどう考察するのか。
これが重要なのです。