マインドコントロールのかけ方【その３】

さて、毎回このマインドコントロールの話は夜中ですが、

じっくりPCで記事書くとなると夜しかないのです・・・

【前回までの記事】

shin1224.hatenablog.com

まず、マインドコントロールを、

他人に対し、

マインドコントロールかける側の理想とする思考・志向・言動になるように

心理的、精神的に働きかけ、誘導すること。

 と定義しました。

そして、これまで

• 集団をつくる
• 思考能力を奪う

という話をしました。

その３では、この集団で思考能力を奪ったら行うことです。

それが、

• 自己開示させ、肯定的な言葉を浴びせる

ということ。

社員研修などでは、これをなくしているところありますが、

これをした方が、効果は圧倒的です。

思考能力を奪うくらいにハードなことをやらせたあとに、

こういうことを言うんです。

『お前ら、ちゃんと本音で話あっているか！？

　ちゃんと目標に対して向き合っているのか。

　ちゃんと自分の【ありのまま】を見せないと、

　絶対に達成は難しいぞっ！！！！！』

と。

そして、部屋をちょっと暗くし、

ヒーリング系ミュージックを流しながら、

自己開示の時間をとります。

そして、自己開示した人を、

温かく包みこむようなことをトレーナーが言い、

さらに、同じように一緒に研修を受けている人間も繰り返します。

『普通、人には言えないことを言ってくれてありがとう』

『あなたは、あなたのままで素晴らしいんだから』

『ありのままがいい』

『あなたなら大丈夫』

『あなたには価値がある』

『みんな、あなたが大好き』

等々。

もう、このあたりで、

がっつりマインドコントロールかかる人はかかります。

自己開示は涙を流しながら話し、

聞く側は、共感し、一緒に涙を流し、

お互いに励まし合えれば、かなり順調です。

なので、これは、

ハードなことをした夜なんかに行うと非常に効果的です。

なぜ、こんなにもこれが効果的なのか。

正直、僕は、

『お前はやればできるんだから。』ということで、

小学校のときは、学校では、１、２位の学力の持ち主。

塾でも、そこそこいい成績。

水泳やって陸上やって、テニスやってラグビーやって、

週末は父親とキャッチボールやらバドミントンやって・・っていう、

スポーツ家庭だったので、運動神経もそこそこ。

それでいて、ピアノなんかならっちゃったりしてww

『やればできる。』『やればできる。』って育てられているので、

根本的に、『認められたい』って感覚が、いまいちよくわかってません。

認められるには、努力して結果だせばいいだけだし。

って思って、結果でなかったら反省して、次に活かすだけなので、

能力もなければ、努力もしていないのに、『認められたい』って思う気持ち、

正直、理解はできるが共感はできない。

まぁ、だから、マインドコントロールにはかからないんですが。

しかし、多くの人は、この『認められたい』って気持ちが非常に高い。

無条件に愛される。

認められる。　って経験は、ほとんどない。

その中で、一緒に課題やワークに取組んでいる仲間が、

『あなたには価値がある』とか

『あなたは、そのままで素晴らしい』とか

『大好き』とか言われるんです。

どうでしょう。

『あ、何も着飾らなくても認められるんだ』

『嬉しい』

ってなるんですよ。

そっからは、加速していきます。

なんて素晴らしい空間なんだ・・・・

自分らしくあれる・・・

自分は自分でいいんだ・・・

他人と比較なんてしなくていいんだ・・・

そして、さらに、名言なんてインプットしておくと、

マインドコントロールの効果は抜群です。

『あなたが生きている今日は、

　昨日亡くなった人が、生きたいと切に願った明日だ。』

とかね。

もう、次から次にいいものだすと、

マインドコントロールはどんどん浸透していきます。

感染していきます。

そうです。

『あ、この空間いいな』って思わせるんです。

そうすると。

自ら、そこの空間に行きたいと願うんです。

そこに行きたいと願望が生まれます。

そこに、意志が植え付けられます。

そして、これから、

ハードな大きな大きな山を超えるわけです。

さぁ。どうでしょう。

• 集団をつくり
• 思考能力を奪い
• 自己開示させ、肯定的な言葉を浴びせる

 マインドコントロールわかってきましたか？